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いつも有難うございます。
前回の「禍福」のロケ地に関して当方のカキコが説明不足だったようで、少し補記させていただきます。
「禍福」(1937年)のロケ地レンガアーチの高架鉄道沿いの外濠川は、銀座ナインの方ではなく、現在の高速道路下の銀座コリドー街になっている場所ですね。入江たか子と逢初夢子が渡っていた山下橋は、帝国ホテルと日生劇場の間の道、みゆき通りにあるガード下(新幹線下と高速道路下当り)に架かっていた橋で、渡るとすぐに、店主さんもお気に入りであろうと思われる、レトロな泰明小学校前に出ます。
山下橋から数寄屋橋方面を眺める水辺の風景はよくロケ撮影されていますね。数寄屋橋越しにかってのランドマーク、日劇や朝日新聞社(現有楽町マリオン)を眺望する景観は素晴らしいものがありました。
私が見た映画の中の山下橋シーンには、逢初夢子がよく登場しています。「娘の逆襲」(1947年)では三浦光子と仲直りするよう大坂志郎に話する逢初夢子の橋上場面。「銀座新地図」(1948年)では刑事役の笠智衆が逢初夢子と並んで橋を渡るシーン。「隣りの八重ちゃん」も、この頃は和服姿で粋筋の婀娜っぽい役柄が似合う女優さんという感じになっていますね。
戦前作品「男性対女性」(1936年)でも洋装の田中絹代が山下橋の橋灯下で佇み、数寄屋橋の水景を眺めやる詩情豊かな映像シーンがありました。
三作品の背景には数寄屋橋・日劇・朝日新聞社・泰明小学校などが垣間見えています。
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