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東京国際映画祭で、初キム・ギヨン。ふだん日本映画ばかり見ているたかぎですが、ある映画仲間の方から「増村がすきなたかぎさんなら、ぜったいはまるはず」といわれて久しく。で、まだ「下女」は見てないし、昨年の国際映画祭では、気がついたときにはキム・ギヨンはすべて売り切れ&サラリーマンにはとてもいけない日程、というわけで、初キム・ギヨンでした。
いやー、はまりました。名古屋の空襲シーンからのたたみかけるような展開、迫力でした。
もっと抗日映画色が強いのかと思いきや、トークで高橋洋氏もいってたけど、名古屋の空襲の悲惨さ(これは日本映画の中では近年公開された「明日への遺言」で映画的にははじめてスポットあたったのではないかと思いますが、韓国映画ですでにこのことをきちんと描いていたとは驚きでした)、と、被害にあった名古屋の人たちは緘口令をひかれたという隠された秘話を描いてたという点がすごかったと思います。米軍の空襲のやり口と、ラスト、主人公が憲兵と戦うシーンに見事なリンクの仕掛けがあるところもうならされます。
どちらかというと日本人女性とのラブロマンスに主眼があって、これがまたスゴイ恋愛&結婚理論がバイオロジカルに展開されてて、抗日というテーマよりも、反戦や人間愛(というかもっと壮大な生命力みたいなもの)そのものを描いていたかな、と思いました。
来月シネマート六本木で「下女」他「高麗葬」「死んでもいい体験」などをこっそりと↓やってたりするので、うーん楽しみ!
http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/lineup/20090831_4216.html
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